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投稿日: 2014.07.22 00:00
更新日: 2018.02.17 01:42

ZAP SPEED、S-FJもてぎ第4戦は篠原拓朗が完勝


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2014 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第4戦

 篠原拓朗が第3戦に続いてポールポジションを獲得。2番手を0.4秒引き離す大差でのPP獲得となった。2番手は武村和希選手、予選後半にタイムアップしてフロントローを獲得した。3番手は手塚選手第3戦では3位表彰台に立ったのでそれ以上の順位を狙っている。4番手は長島選手F109で2列目スタート篠原選手を追う上位陣のタイムは拮抗している。

 決勝は全車問題無く綺麗なスタートで始まった。序盤から篠原が集団を徐々に引き離し、2番手争いが熾烈に行われた。手塚選手と武村選手と堤選手にスタートを決めた長島選手を交えて熾烈な争いとなる。手塚選手を抜いた武村選手が抜け出して2番手をキープ。手塚選手がシフトミスで一時7番手まで後退。この間に堤選手、里見選手が追いつき長島選手と三台での3番手争いとなる。

 終盤2番手を単独で走っていた武村選手がマシントラブルでリタイア。堤選手が2位、里見選手が3位となった。篠原選手は独走で優勝、ポールtoウィン、全ラップリーダー、ファステストラップ記録のグランドスラムで完勝した。

 コーナーで並びかけるシーンが何度もあったが、接触することなく、ラインもギリギリ一台分を残しての果敢な攻防が見られた。今後の成長が期待出来る若手達の元気なレースとなった。

篠原拓朗選手コメント
東北シリーズ第4戦では初めてポールtoウィンで勝つことが出来ましたが、充分なリードを築けたので後半守りに入りペースを落としてゴールしました。ゴール後チームの関係者に「そんな事ではもっと高いレベルでは通用しない。レベルの高いステージでは最後まで気を抜けないレースが当たり前になる」とアドバイスを受けたので今回は最後まで攻め続けました。後半にファステストラップを出せた部分が成長出来たポイントだと思います。レース内容は少しずつ良くなっては来ましたが、まだまだシフトミスをしてしまったり、細かいミスが目立つのでこの課題を改善していきます。