更新日: 2018.02.17 03:13
D1GPがロシア初上陸。齋藤太吾が優勝飾る
D1グランプリがロシア・ウラジオストクに初上陸!
日本を代表する8名のD1GPトップドライバーが現地シリーズの精鋭と激突!
2014日9月19日(金)~21日(日)
D1 PRIMRING GRAND PRIX
発足から14年、アメリカ、イギリス、タイ、マカオと、さまざまな国でイベントを開催して来たD1だが、今回はロシアにてイベントを初開催することとなった。ロシアのなかでも東の都として栄え、成田空港から約2時間、時差もたったの+2時間という都市であるウラジオストク。ここに建設中のサーキット"プリムリング"のパドックエリアに特設コースを建設し、サーキットのオーナー企業でもあるスモトリマシナリーグループ(代表ヴェルキーンコ ヴィタリー氏)と協力してD1プリムリンググランプリを開催した。
イベントは金土日の3日間で、金曜日と土曜日に現地ドリフト競技シリーズで9年の歴史を持つRDS(ロシアドリフトシリーズ)の第5戦がおこなわれ、日曜日にD1GP vs RDSのエキジビションマッチがおこなわれた。
ロシアではじめてのD1イベントということもあり、現地ドリフトファンの期待感は想像以上! 予想を大きくうわまわる3日間で13,000名以上の観客が集まり、大観衆の見守るなか、熱く激しい戦いが繰り広げられた。
Tanso Qualify – 単走予選
23才のイディアトゥーリンが1位通過!
D1GP vs RDSのエキジビションマッチでは、D1GP代表の8名とRDS代表の16名の計24名によって争われる。まずおこなわれたのはRDS代表選手を決める単走競技。RDS第5戦の単走予選(16名が追走進出できる)が選抜競技の役割を兼ねられた。
日本とはちがい本番本数が3本ある単走予選だが、RDSでは3速まで入るレイアウトがあまりないらしいこともあり、1コーナーから2コーナーにかけての高速振り返しで失敗するケースが多くクラッシュも多発。参加選手のなかでもレベル格差の大きいRDSでは、下位グループから追走進出を決める選手はほとんどあらわれなかった。