林みのるさんから質問状を頂きました
2009.10.16
「ASまったり通信」に掲載した「2010年のF4はホントに大丈夫か?」に対して日本自動車レース工業会(JMIA)の代表であり童夢の代表である林みのるさんから公開質問状を頂きました。
http://www.dome.co.jp/column/dt_63c.html
分かりもしないくせに、偉そうなことを書くなら対案を出せとのお言葉を頂戴したので書かせて頂くと、F4に複数コンストラクターが参入して技術競争がある状況は理想であると思いますし、むしろそこに自動車メーカー系のチームも存在してスカラシップの部分を担えば、そこでの抜擢を目指して多くのドライバー集い活性化すると思います。なのでJMIAがこれからなさろうとしていることの意義は理解できます。
ただ、もし自分が来年ミドルフォーミュラへの参戦を検討している身ならばどうだろうと考えたときに(ご指摘のとおり私自身が、かつて資金力のないアマチュアレーサーであったのでその視点から外れられないのは認めます)、技術競争があるということは、いったいいくら用意すれば、勝てる体制でF4に参戦できるのか? また、仮にそこで結果を残したときにステップアップの道が用意されるのか? そのあたりが一番知りたいことであるし、現時点で不透明であると考えました。
「カジノで勝負するにしても、コインしか持ち合わせていない人にはスロットがあるし、$100しかない人には$1でも賭けられるテーブルがある。億単位のデポジットをしている人にはVIPルームが用意されている。それぞれ、億万長者への道は確率が異なるが、身の丈に合ったクラスを選べば良いのではないのか?」と林さんは書いています。
確率がいかほどか? 掛け金はいかほどか? 分からないのでちょっと怖くてVIPルームには入れません。「昨日まで、ここにはスロットマシンが置いてあったけどVIPルームに改装したので、おまえらはあっちに行け」と言われているのだと理解していますが、新たなVIPルームが新規顧客で盛況になればそれでも致し方ないでしょう。
ただ、ユーザー視点で横を見ると定額制でF3という上がりまで付いたミドルフォーミュラが日本には存在します。投資とそれにともなう見返りが明確です。現状のF4にステップアップの道が確実に用意されているわけではありませんが、投資額もそれなりでした。コンストラクターから見ればそれは責任の範疇でないとは思います。しかしユーザーにとってみれば投資とそれによって何が得られるのかは表裏一体で考えるものです。
素晴らしいハードが用意されるのに合わせてソフトも整備して頂きたいというのが要望です。勝手なことを言えば、2010年を助走期間として2011年にFCJと合体するなんてことができたら理想でしょうが・・・。(有冨誠一郎)