F4について貧乏人はこう考えた
2009.10.19
童夢の林みのるさんから公開質問状を頂き、その返信の返信です。
詳しくはこちらをどうぞ。
http://www.dome.co.jp/
「しかも、この回答は、どんな事業においても最低限明確にすべき金の流れについて全く言及していない点で単なる愚痴でしかないし私の質問の答えにもなっていない。また、この回答を読んで来年からのF4に光明を見出す人もいないと思うから論議の余地はなし。」
私は事業として参入を希望しているわけではないので、収益構造まで考える義務は生じないと考えます。あくまで想定ユーザーがドライバーであるという前提に立って、来季F4に参加する場合の不安や不明点を挙げているに過ぎません。車両代と最低限の年間活動費用を合わせて1220万円~(JMIAのウェブサイトによる)でステップアップのオマケなしで、片やデポジットを含んで725万円、うまくすればオマケありのFCJがある現状でエントラントが集まるのか、という余計な心配をしています。「F4で別に小さな商売を成立させようとしているのではなく、標準モノコックを使った技術競争のある自動車レースを具現化することこそが主な目的である」と言って頂けるのなら、まだ理解できるのですが・・・。
あと、貧乏人はもちろんですが、お金を持っていれば持っていたで金額に対してシビアな方が多いのですから、実際のところいくらでレースができるのか分からなければ、購入を躊躇するでしょう。
構造問題を論じて頂くのもありがたいですが(それはぜひ誌面でお願いします)、技術競争の具体像とそのコストを教えてください。
「それはやってみないと分からない。あるいはお好み次第」では年間予算が立てられません。
ちなみにスーパーFJではコストが掛かるということでLSDを装着していません。LSDぐらいあった方が将来を考えてもいいんじゃないかと思うのですが、これまでのFJコンストラクターはこれくらいシビアなコスト感覚をお持ちです。
取材者の立場では、技術競争のあるカテゴリーが生まれることには非常に興味がありますし、それが成長することで、より上位のカテゴリーへと発展することを期待します。ただ、現状のエントラントのコストに対する不安を払拭しないと成長も期待できないと考えています。昔は技術競争の有無は論じる物ではなく、レーシングカーではあたり前にあったものが、今では上から下までそうではなくなっています。フォーミュラではないのが当たり前にすらなっているのが現状なのですから、ご面倒でも詳細な説明をお願いしたいです。(有冨誠一郎)