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FEブエノスアイレス:よく間に合った、アグリ大事故からの一部始終

2016年02月08日

無題

技術ウォッチャーの世良耕太氏によるブログが、おもむろにスタート。F1、WEC、フォーミュラEなどなど、独自の視点で綴っていただきます。本家ブログ「世良耕太のときどきF1その他いろいろな日々」の出張所として、ここならではの特別編を、お楽しみください。まずは、アルゼンチンで開催されたフォーミュラEブエノスアイレスから……。

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デュラン車の修復作業風景を眺める

予選後にチーム・アグリのピット前を通りがかってみると、4台あるうちの1台のまわりが、やけに慌ただしい。その慌ただしい動きを眺めつつ、そうだ、そうだと思い出しました。サルバドール・デュランが予選でクラッシュを演じていたのでした。

チーム・アグリのメカニックに加え、各チームにマシンをリースするスパーク・レーシング・テクノロジーのメカニックも作業にあたっています。



しばらく様子を眺めていると、フォークリフトが到着しました。




フォークにテザーを引っかけてマシンを吊り上げ始めます。





吊り上げ作業中にマシンに余計なダメージを与えないよう、細心の注意を払っている様子が、メカニックの動きから伝わってきます。




腰の高さまで持ち上げたところで下に潜り、フロアを取り外します。





外れました。モノコック単体の状態にして台に載せ、復旧作業が本格的にスタート。予選終了からレースまでのインターバルは3時間しかありません。




「間に合うの?」と疑問を感じつつ、ガレージ前から去りましたが、間に合うものですね。


時間勝負のガレージ内には緊迫した空気が漂っていましたが、そこを「オレ知らないよ〜」という表情を浮かべて素通りするデュラン。たいした度胸(?)です。



ところで、各マシンはDHLのコンテナに収められ、船で前戦プンタ・デル・エステからブエノスアイレスに運ばれました。





スペアの車体をコンテナに収納している様子です。気温30℃を超す炎天下、かつ狭い場所での作業のため、担当者、へとへとになっていました。




Text & Photos:世良耕太(Kota Sera)


プロフィール

世良耕太

世良耕太

技術ウォッチャーの世良耕太氏が、レースの取材や日常で気になったことを綴ります。F1、WEC、フォーミュラEなどなど独自の視点で見てみると……。本家ブログ「世良耕太のときどきF1その他いろいろな日々」と、あわせてお楽しみください。

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