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動物臭に包まれて眠ったあの夜

2014年01月17日

無題

自分史上、もっとも分厚い本の編集を終えました。20年って長過ぎ。ネタあり過ぎ。それが2000円ですか。ってことは1年につきたったの100円で買えるってことですか。

記念すべきGTの第1戦富士の現場は、なんだか派手だけどちょっとゆるい、乱暴に言えばミーハー的な空気が流れていました。レースクイーンのおねーさんもピチピチのプルプルでした♥ その中のひとりが、いずれル・マンドライバーとなり、ニッサンの顔になるなんて夢にも思わずシャッターを押しまくり。

GT取材は体力との勝負でした。レース日はほぼ日の出とともにホテルを出て、1日中取材してレース後は徹夜で月曜夕方まで。いろんなドリンク剤を試したけど、「眠眠打破」が一番ですね。ある年のSUGOでは熱中症になり、ある年のセパンテストでは日光を浴びすぎて“やけど”しました。「熱に弱い」自分を発見しました。

オートスポーツが週刊の当時は、新型マシンの“盗撮”をしたカメラマンが追いかけられたり、「訴訟問題に発展か!」っていう事件があったり、「もしかして撮っちゃった?」っていう心霊写真疑惑のシロモノがあったり、マシンのモデルチェンジのタイミングで、「次の車種は●●」とガセネタをつかまされたり、中身がスープラのセリカを「セリプラ」とネーミングしてみたけど全然流行らなかったり、ナカノのへなちょこ運転でクルマ酔いしたりと、まあいろいろありました。

最近のもっとも強烈な思い出としては、ペット同伴可のホテルに泊まったことでしょうか。部屋の中が犬とかネコの匂いが染みついていて、ソファーはペットのよだれ? の跡、壁は爪で引っ掻いた跡……。とくに匂いが強烈で、消臭スプレーを連打し、急きょお香を購入して炊きまくり。その夜、ニャンコとワンコの大群に追いかけられる夢を見ました。

こうやって振り返ってみると、よくぞそんな過酷な状況下でやってこれたなあとしみじみ。それはひとえにオレががんばっ……毎戦レースで素晴らしいバトルがあったからですね。
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プロフィール

スーパーGT20周年メモリアルブック

スーパーGT20周年メモリアルブック

全日本GT選手権からスーパーGTへ、日本が生んだ究極の“ハコ”レースは2013年で20周年を迎えた。そのすべてを一冊にまとめた『スーパーGT 20周年メモリアルブック』(2014年1月4日発売)は、“GT愛”に満ちた『auto sport』編集部の歴代GT担当を中心に制作されました。そんな編集スタッフによる「編集後記的なブログ」を期間・回数限定ではじめました。ヒマつぶしにどうぞ!

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