昨年までの秋開催から春開催となる日本GP、前戦オーストラリアGPの終了とともにその足音が一気に大きく聞こえてきた。すでに荷物は鈴鹿サーキットに運び込まれ、急ピッチで準備が進んでいる。また手術からの復活を遂げた2世ドライバーの裏側も明かされた。SNSから今週のF1界を見てみよう。
●いよいよ春の日本GP
オーストラリアGPを終えたF1サーカス、ひと足先に荷物が中部国際空港へ到着したようだ。真っ赤な貨物はフェラーリのそれとすぐにわかるので風物詩のひとつ、サーキットに辿り着くまでの導線を追う楽しい時期が到来した。
ちなみに最速で到着したのはメルセデスのセーフティカーで、鈴鹿サーキット公式Xアカウントも「ちょっと来るの早くない…!?」とうれしい驚きを伝えている。
鈴鹿サーキットの花壇にはチェッカーフラッグを、四日市農芸高校の生徒たちが作り上げてくれた。来場された方はGPスクエアに足を運んでみてはいかがだろうか。
サーキットに到着した荷物はホームストレートに仮置きの状態に。F1の大荷物っぷりと、準備の大変さが顕著に伝わるワンショットだ。
そんな鈴鹿サーキットを見守る桜の木はまだ蕾の状態。予定よりも開花が遅れている模様で、もしかすると桜満開の決勝レースが見られるかもしれない。
レッドブルは早くも日本GPモードで、観覧車とマシンが一枚に収まった素敵な写真を投稿。オーストラリアGPが残念な結果に終わったマックス・フェルスタッペンは鈴鹿での勝利に飢えている。
●オーストラリアでの一幕
レースウイーク中に起きた出来事がチラホラとSNS上に伝えられ始めた。キック・サウバーのバルテリ・ボッタスは今年、自身のヌード写真によって作られたカレンダーを発売していた。なんとそのカレンダーを購入したファンがそれを持参し、ドライバーからサインをゲット。確かに目を引くがお互いの心中やいかに。
ハースの小松礼雄チーム代表はリフレッシュも兼ねて空いた時間に身体を鍛えていることで知られており、サーキットでもボクササイズで汗を流す。見えないところで心技体、すべての準備を万全に整えている。
手術後のレースで大勝利を収めたフェラーリのカルロス・サインツだが、復活までの道のりは決して楽ではなく痛々しい様子も伝わってくる。輪を大切にすることからサインツをサポートする者も多く、チーム一丸で掴み取った優勝だった。
●ビーチでの戦い
レッドブルファミリーがバギーを駆り、ビーチでレースバトル。ライフセーバーから「カオスなレース」と称されるほどにはいつもどおりクレイジーな戦いとなった。