いつもオートスポーツwebをご覧いただきありがとうございます。編集部のカワノでございます。今回もF1日本GP開催中の鈴鹿サーキットパドック内外の様子を写真メインでお届けさせて頂きます。2024年第3回となる今回は、4月6日(土曜日)、予選日の模様をお届け!
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ついに迎えた予選日です。日に日に増えてはいましたが、予選日の今日は8時前から入り待ちの方がたくさんいらっしゃいます。
というわけで8時直前にパドックゲート前に降り立ちました。
するとゲート前には各チームのスタッフがごった返してます。「何事?!」と思ったら……。
この看板を見て思い出しました。エンジニアやメカニックをはじめとする登録スタッフは就労時間の制限があるため、8時まではパドックゲートを通ることができません。
というわけで、ゲートオープン直前は大混雑です。
8時を過ぎると、続々とゲートを抜けてパドックに入ります。F1のパドック管理者らしき人がひとりひとりに「おはよう(モーニング)」と声かけている様子が、学校の校門みたいだと思ったり。
さて、早朝の整備中の様子を眺めていきましょう。こちらは昨日のFP1でクラッシュしたローガン・サージェント(ウイリアムズ)の車両。FP2も参加しなかったので、修復はもう完了しています。
続けて、こちらは角田裕毅選手(RB)の車両です。各チーム基本的にはウマで車体を持ち上げ、車体下面も含めて入念にメンテナンスしています。
「メンテナンスありがとう」と言いたくなるほど、真剣な表情でみなさんお仕事に取り組んでいます。
ブレーキ用のダクトを見ると、結構閉じてるのがわかりますねぇ。
おや、ハースのノーズコーンに見慣れぬキャラクターが。
今回からハースの地域パートナーに就任したメルカリUSAのキャラクターですね。日本のメルカリは赤い箱がモチーフのロゴですが、メルカリUSAはパープルにMのロゴというのを今回の発表で知りました。
こちらはハースのフロントブレーキのカバー下ですが、なんというゴツさ。18インチホイールになってからはホイールにもカバーが装着されたので、ブレーキを直接目にする機会も減りましたね。
こちらはキック・ザウバーのフロントブレーキ。
こちらのフロントブレーキ。どこのチームのものかクイズです! ヒントは予選でポールポジションを獲得した車両です。
セーフティカーも近くで見るとかなりカッコいいです(個人的にはレース中はコース上では見たくないですけど……汗)
そのセーフティカー用のピット裏に、謎の車両を発見。これも世界を転戦しているのでしょうか。
場内放送でも紹介がありましたが、今回の日本GPでは各所でF1を題材とした映画の撮影が行われており、こちらはカメラカーです。
来日した映画スタッフは結構フレンドリー。主演される方は来日されていないそうですが、いい絵になるといいなぁ
ちなみに映画スタッフさんは、皆『APX GP』と書かれたキャップを被り、大きくAPXと書かれた専用のタバードを身につけています。角田裕毅選手の通勤風景もじっくり撮影されていたので、もしかしたら映画にも出てくる……かもですね?!
ピットレーンを歩いていると、足元にあったアストンマーティンの停止位置テープが目に入りました。
よく見るとゴツゴツしてます。雨が降ったらテープの上はツルツルしますから、排水用の凸凹でしょうか。ちなみに、マクラーレンも色違いの同様のテープを使用してました。
こちらメルセデスのスタッフさん。一滴の水滴も見逃さない勢いで早朝からお掃除。お隣のフェラーリが持ち込んだポールの足も拭いていました。見栄えに対するこだわりも、世界最高峰なのがF1ですね。
こちらはRB。椅子も机も丁寧に拭きあげます。前日に雨が降ると仕事が増えますね。
金曜日に“岩佐フィーバー”を巻き起こした岩佐歩夢選手(RB)の通勤風景です。
次はどのようなステップを踏むのか、今後が本当に楽しみですね。
そんなこんなでRBのガレージ裏を歩いていたら謎の箱を発見。レッドブル・パワートレインズから届いたリチウムイオンバッテリーとのこと。
その横には明らかにフロアが入っていそうな袋が。シルエットでわかりますね。
こちらはサージェント選手の通勤風景。やはり、パドック内外でサイン攻めにあってます。チームスタッフとの会話は続けつつも、ファンサービスには応えるあたり、結構ナイスガイですね。
お、堀江貴文さんの姿を発見! noteでF1への想いを綴るなど、アツいF1ファンのおひとりです。
そんなこんなで、予選が終了。パルクフェルメでとある車両のシャシーナンバーが目に入りました。誰のマシンか、当ててみてください!(ヒントは2006年の鈴鹿ウイナーです)
予選後、周冠宇(キック・ザウバー)陣営はギヤボックス外すなど、大掛かりにマシンを分解中。素早く何かをいじって再度付け直してはいましたけど。
FIAもタイヤマーキングのチェックでしょうか。2人がかりでタイヤを凝視。
その裏、コース上に大行列を発見。予選が終わってから1時間近く経っている中ですが。
どうやらパドッククラブをはじめとするVIP向けに、今回の優勝トロフィーとの記念撮影タイムだったようです。
鈴鹿F1日本GPの土曜日といえば? 前夜祭ですね。今年も豪華なゲストが登場しましたが、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)選手はスタッフの声かけも少しスルーしつつファンサ対応。F1ドライバー、基本的にはみんなファン対応も最高峰です。
アルピーヌのふたりが現れると、スタンドはブルーとピンクに輝いてました。
前夜祭も終わったらナイトピットウォーク&コースウォークのお時間です。マシンはパルクフェルメ管理下(カバーの下)にあるのですけど、大勢の人が来られました。
ちなみに、パドック側は人も少なくなっている時間帯です。
実施に20時すぎのピットレーンに降りてみました。
通用路として開けられているガレージから見えるパドックゲートのF1ロゴを撮影するべく、みなさん集まってました。
掲載遅くなりましたが、予選日もトピックス盛り沢山で、これぞF1日本GPという感じでした。決勝はどのような展開になるのでしょうか!引き続き、鈴鹿サーキットでお会いしましょう。