■マクラーレン・ホンダ:Q3の速さなし。レースペースにも課題
オーストラリアGPのクラッシュの影響でバーレーンを欠場したアロンソは、中国GP出場を認められ、無事カムバックを果たした。
中国グランプリにおいてマクラーレン・ホンダのアロンソは8点、ジェンソン・バトンは7点という評価が与えられている。
アロンソは11番グリッドから12位でフィニッシュした。
「多少痛みが残っていたことを除けば、復帰1戦目を問題なく戦えたようだ。Q1ではバトンより少し遅く、Q2では赤旗に妨げられて悔しさを示していた。だが今のマクラーレン・ホンダに実力でQ3に進める速さがないのはほぼ間違いないだろう」
「決勝中、アロンソはミディアムタイヤをうまく使い、セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスに終盤追いつきつつあった」

バトンは12番グリッドからスタートし、13位で完走した。
「バトンはQ1では速さを見せたが、今のマシンではQ3に進出するのは難しそうだ。中国ではマクラーレン・ホンダは速さにおいて11チーム中7番手の位置だったというのが現実だ」
「特にソフト寄りのタイヤでのロングランペースが弱点で、そのためマクラーレンは決勝でミディアムを中心に使った。バトンはレース序盤は順調だったが、ニコ・ヒュルケンベルグがピットでスロー走行した影響を受けたことと、サードスティントがぱっとしなかったことで後退した」
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