フォーミュラワン・マネジメント(FOM)がオランダのビール醸造会社ハイネケンと契約、同社がF1のグローバルパートナーに就任することが正式に発表された。
契約は今季からの複数年におよび、ハイネケンは今年のイタリアGPのタイトルスポンサーを務める。
最初の契約期間は2020年までで、ハイネケンは2017年からは1シーズンあたり3グランプリでタイトルパートナーを務め、FOMと共に定めた他の6グランプリにも広告を出すことが取り決められた。
しかしF1マシンにハイネケンのロゴが飾られることはない。

またハイネケンはF1の公式ビールパートナーとなり、すべてのグランプリにおいてハイネケンのバーやラウンジが設けられる。同時に飲酒運転防止キャンペーンを展開することも決まっている。
ハイネケンは、サーキット広告のほかに、テレビコマーシャル、デジタル・マーケティングやイベントなど幅広いプラットフォームを活用して、自身とF1のPRを行っていく。
契約発表に際し、ブランドアンバサダーにデイビッド・クルサードとサー・ジャッキー・スチュワートが就任することも明らかにされた。