レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、F1オーストリアGP金曜日のフリー走行1回目で二度クルマにダメージを負った縁石の設計に対し、不満の声を上げている。しかし、多くのドライバーは彼の意見に同調していない。
フェルスタッペンは、8コーナー出口の縁石に乗り上げてフロントウイングの左翼端板を脱落。その後、同じタイプの縁石でフロントサスペンションとフロントウイングの右翼端板にダメージを負い、6コーナーのグラベルでマシンを止めている。
チームラジオで「危険だ、信じられない」と言い放ったフェルスタッペンは、セッション終了後に「縁石が高い」と不満を述べていた。
「サーキットのレイアウトを尊重しなければいけないけど、あそこにウォールを設置してもいいと思う」とフェルスタッペン。
「ふたつのフロントウイングとフロントサスペンションを破損させてしまった。少し高さがあると思う。クルマは、あのようなコーナーを考えて設計されていないんだ。1コーナーのように余裕があればいいんだけどね」
フェルスタッペンの意見に関しては、チームメイトのダニエル・リカルドが少しは援護しているものの、他のドライバーは支持していない。以下が、各ドライバーの意見だ。