■マクラーレン・ホンダ、向上を結果に結びつけることができず
マクラーレン・ホンダについては、フェルナンド・アロンソは7点、ジェンソン・バトンは6点という評価が下された。

アロンソは11番グリッドからスタート、序盤は入賞圏内を走っていたものの、エステバン・グティエレスとクラッシュし、リタイアに終わった。
「メルボルンでマクラーレンは全体的に競争力を発揮、アロンソも好調で、常にチームメイトのバトンを一歩上回っていた」
「Q1では3番手、最終的に予選10位のヒュルケンベルグのフォース・インディアから約0.3秒の差で12位を獲得した。中団で苦しむというより、しっかり戦えている状態だった」
「決勝も序盤は非常に素晴らしい戦いをし、トップ10内を走っていた。しかしグティエレスをターン3で追い抜こうとした際に判断ミスを犯し、それが大きなアクシデントにつながった」
バトンは12番グリッドから14位フィニッシュ。「週末を通してウエットでもドライでも常にアロンソのタイムにわずかに届かなかった。マクラーレンはスタート時からタイヤ戦略を分け、ソフトタイヤスタートのバトンの戦略の方が有利だったはずだが、赤旗後にスーパーソフトを履いたのは大きな間違いだった」
「もう少しいい判断を下し、ファーストスティントでもっとうまくタイヤ管理を行えていれば、入賞圏内下位で戦えただろう」

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全ドライバーへの評価点は……