メルセデスF1の技術責任者であるジェームズ・アリソンは、同チームには今後2021年型W12のアップグレードを行う計画があると発言した。第8戦シュタイアーマルクGPの後、チーム代表トト・ウォルフは、すでに来季開発に集中しており、今季型の開発を進める予定はないと述べたが、アリソンによると、W12への作業を完全にストップしたわけではないということだ。
レッドブルリンクでのシュタイアーマルクGPでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに完敗した後、ルイス・ハミルトンは、レッドブルと戦うためにはアップグレードが必要だと述べた。第8戦終了時点で、ハミルトンとメルセデスは、両選手権において、フェルスタッペンとレッドブル・ホンダに遅れを取っている。