■マクラーレン・ホンダ:バンドーンはほぼ完璧。バトンの3位には驚かされたが…
バンドーンは12番グリッドからスタートし、10位でフィニッシュ。チームに今季初ポイントをもたらし、9点の高評価を受けた。
「GP2チャンピオンはF1デビュー戦で称賛に値するパフォーマンスを見せた。フェルナンド・アロンソの代役を務めるため急きょ日本から飛んできたバンドーンは、このマシンに乗るのは初めてで、テストをしたこともなかった。初めての予選でジェンソン・バトンを僅差で破ったのは誇りに思っていい結果だ。バトンが実力を出し切れなかったことが要因だとしてもだ」
「決勝1周目だけは完璧とはいえなかったが、それ以外は本当に見事だった。ミスを一切せず、一貫して高いパフォーマンスを見せていた」

バトンは14番グリッドからスタートで順位を上げたものの、トラブルによりリタイアに終わった。バトンに与えられた評価は7点だった。
「金曜のセカンドプラクティスで3番手タイムをマークして皆を驚かせた。しかし肝心の予選でルーキーのチームメイトより遅かったことは減点対象となる。Q2でリヤグリップの低下を訴えており、タイヤの温度が適切でなかったと説明している」
「決勝では非常にいいスタートを切り、フェルスタッペンについていっていたが、エンジンが止まりリタイアした。走り切っていれば非常にいい結果を出せたはずだとバトンは感じている」
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満点+9点。殊勲のドライバーたち