
第33回 たくさんの思い出と感動と感謝をいただいた鈴鹿 「けんさわ裏F1記」出版顛末記 その2
【お知らせ】〜けんさわのなまらF1記が加筆修正を加え再編集、読みやすい一冊になりました。
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レーシングオン、F1速報の契約グランプリフォトグラファーとして、1990年から2008年まで約20年間にわたりF1を取材。またF1速報では91年から2008年まで連載コラムを執筆。さらに1999年からはホームページ上で「サーキット便り。」を発信。F1現場からの生の情報は人気を集め、1日最大40万ページビューを記録するなど多くのファンを獲得した。F1速報ファンミーティング(通称:けんさわ祭り)のプロデュースも行うなど、フォトグラファーの仕事以外でも活躍。さらにカートドライバーとしても全日本級の活躍。現在は地元・札幌でカートショップO&Kを経営している。2008年イギリス GPを最後に、F1現地取材にいったんピリオドを打つ。
鈴鹿の日本グランプリ。
僕には特別の思いがあるイベントです。
「鈴鹿」という単語を聞いただけでも、少しウルウル来る、そんな場所なんです。
F1を追うきっかけとなった場所であり、その後も祭りだオフ会だ歴史的レースだって、長年積み重なった想いがありますからね。
鈴鹿では当初、時間を決めてサイン会やイベントを行ないながらF1観戦と旧知の仲間との親睦などをして過ごす予定でいたんですけど、仕事としてのイベント以外は全てキャンセルして「サイン会=本の販売」に集中することにしました。
思い出の鈴鹿ですけれど、それらの予定を吹っ飛ばして「やれるだけやるぞモード!」にシフトチェンジしました。
最初にサイン会&販売用に鈴鹿に持って行く予定だったのは200部。でもそれじゃあ、あっという間に売り切りそうだったので、極端に大幅に驚愕の部数を搬入していただいて、準備完了です。(ちなみに、200部だと初日の午前中で売り切れるところでした(笑))
土曜日に雨の予報が出ていたので、西山御大の告別式への出席をご遠慮させていただいて、鈴鹿の金曜日に賭けていました。
なぜならば、雨が降ると紙で出来ている本などの購買意欲が極端に低下して、実際売れないからです。告別式に出ると金曜日1日分販売時間が減ってしまう。それを嫌った。
鈴鹿でも晴れた金曜と日曜の販売数は、雨が降った土曜日の数倍に達しましたから、あの判断は間違っていなかったですね。
売って売って売りまくる。
買って買って買っていただく(笑)
サインして、握手して、記念写真撮って、応援のお言葉をいただいて、オーラ注入の言葉を返して。
3日間、やり尽くしました。
今回の僕の心境や経緯をツイッターなどでご存知の方も多く、まあ握手ひとつでも「ギュッ!」って力強い方が多くて勇気づけられたのなんの。
サイン会と言うものは、著者が読者にサービスするものかと思っていましたけれど、実は読者の方々から著者に喜びを分けてくれるものなのだと言うことを知ったっす。
3日間で3冊お買い上げいただいたり。
昨日買って読んで感激して、友人用にと買い増ししてくださったり。
雨の土曜日に、遠くのコーナーからもたくさん買いに来て下さって、握手すると手が冷たくなっていて寒そうで、手を暖めさせていただいたり。
挙げて行くとキリがないほどたくさんの思い出と感動と感謝をいただいた鈴鹿でした。
編集部と出版社から販売のためのスタッフとして「三栄書房ブース」に送り込まれて来ていた方々も、まず信じられないほどの搬入部数の本を大量に倉庫から引っ張り出して来てくれて。本というのは重いしかさばるので、イベント出店時には“確実に売れそうな量”を見切って搬入するらしいのです。
その慣例で導き出されていた200部という当初の予定数量を大幅に越える搬入部数。それも「倉庫にあった分ほとんど持って来ちゃいました(笑)」って。
で、鈴鹿の販売ブースには御大の追悼記帳コーナーがあり、その御大の遺影の前でスタッフさん達がめっちゃ頑張って販促に励んでくれて。泣きながらブースに居ました。
最終的に「セナの本の持っていた記録を超えました」「充分、伝説ですよ! けんさわさん!!」って聞いて嬉しかったなー。
著者として今回の本に関しての感想を書かせていただきますね。
まず表紙の写真やデザインがとても気に入っています。写真は高橋氏が当初からこれで行くと決め込んでくれていたものですけれど、最高ですよね。僕と言う人間をかなりあの一枚で表現できている気がして嬉しい一枚です。
挿し絵写真は、有名人やドライバーとの思い出ショットが多くて嬉しい一面、スフィンクスみたいな昔の髪型が恥ずかしくて楽しいです。
そして本文。
読後に「人間の危機回避能力」を!なんて気張った考えはないですけど、勇気づけられた的な感想をいただくと嬉しいんですよねー。
前の方から順にお読みいただくことを推奨しているのですが、「最終章からあとがきにかけて感動がMAXになる本に初めて出会った」という言葉をいただくと極めつけに快感です。
泣ける本というつもりはなかったんですけど、新幹線や通勤電車内で「声を出して泣いた」とか「生まれて初めて本を読んで泣いた」なんて感想も聞こえて来ていて、予想外の反応ですがとても嬉しく感じています。
感嘆して、感激して、感心して、感涙する、そんな本になっていたとしたら最高です。
まだお読みになっていない方は、ぜひお手元にお買い上げいただいて、誰もいないところで読んで見て下さいね。
最後の最後になりますが。
編集主坦の高橋氏。
鈴鹿で一緒に販促して下さったスタッフのみなさん。
デザイナーさん、三栄書房さん、
コラム原稿を頂いた松本くんと稲垣I長。
応援してくれた全ての読者の皆さん。
そして、西山御大。
他全ての方々に、改めてお礼申し上げます。
PS.個人サイトの延長で「サ便。レジェンド」という新展開を開始致しました。そっちもよろしくね!!
次に続く