Shots!──会心のレースを披露した信治&仁嶺:熱田カメラマンブログ@マレーシア3回目

日曜日、GP2の第2レースが行われました。

松下選手は、第1レースが電気系のトラブルでエンジン不調になってしまいリタイアとなったために、全21台中20位グリッドからのスタートとなりました。

まあ、思い返せば、冬の間にトレーニングで鍛え上げられた全身バネかと思うほどの体に変身したのにびっくりした開幕戦、万全の体制とともにレースに挑むのですがモナコの優勝以外はなかなか噛み合わないレースが続き・・・アゼルバイジャンのレースで速さはあったんですけれどペナルティーで次戦のオーストリアに出場停止ということになってしまい、その後も精彩を欠いたレースが続きます。

後半はブレーキングに苦しみ走りに対する自信すら揺らいでいるようにも見えました。
Shots!──会心のレースを披露した信治&仁嶺:熱田カメラマンブログ@マレーシア3回目

同じ車体&エンジン&タイヤでレースするGP2&3、使う道具が同じだから、成績の差はドライバーの差・・・だけではないんですね、チーム力の差も同じくらい大きいと言ってもいいんじゃないでしょうか?ほんの少しのセティングや作戦の考え方の差が成績に大きく影響します。

もちろんドライバーも重要な要素ではあるのです、右を見ても左、前、後ろ、みんなF1を目指す血気盛ん才能溢れるドライバーが世界から集まっているわけですからね。勝つためには、まず、他のチームより良い車体と良いエンジニア。そして、良いドライバーが必要になります。

松下選手が所属するARTというチーム、去年はストフェル・バンドーン選手と松下選手でした。

ご存知の方は多いと思いますが、圧倒的な速さを見せつけてバンドーン選手がチャンピオンとなりました。

そのバンドーン選手のゼッケン1を引き継いだ松下選手にしてみれば、同じようにチャンピオンになるためにレースをするという気持ちで臨んだ今シーズン。

結果的に、エンジニアの移籍などもあり、チームの総合力の低下があって、それをなんとかしなければという松下選手の頑張りの空回りなどでここまで進んでしまった2016年。

外から見ているだけですから、想像するしかない部分は大きいのですが、レースの難しさが痛いほどよく分かる感じ・・・でも、周りから何と言われようとも、運転するのはドライバーな訳で・・・

前置きが長くなりましたが、そんな感じでなんだかな~~~という雰囲気で迎えたマレーシアの第2レース。スタート前に裏ストレートにあるパドックまで行ってきました。

松下選手との短い会話の中でエンジン不調の話を聞いた後で、さあ、今日は前にいっぱいいるけど、何台抜こうか!?

「じゃあ、30台くらい行きますか!」といつもの笑顔!
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応援の皆さんです!ありがたいことです。
でも、おじさん、お兄さんばっかりだね(笑)

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