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海外レース他 ニュース

投稿日: 2024.04.25 14:52
更新日: 2024.04.25 14:59

ミツビシが新SUV時代を迎えるSCBに電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む

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海外レース他 | ミツビシが新SUV時代を迎えるSCBに電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む

 来季2025年から導入する新車両規定『Audace SNG01』の規約により、新生SUVシリーズへの転換を表明しているSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”に向け、現地法人を通じて三菱自動車が正式復帰を表明。同選手権で2005年から2008年まで走らせた『ランサー』に続き、新たに『エクリプスクロス』を投入してトヨタやシボレーに挑むこととなった。

 ブラジルのモータースポーツを代表する主要カテゴリー“45周年”を記念する1戦として、4月19〜21日にインテルラゴスで開催された2024年第3戦『グランプリ・アルセロール・ミッタル・インテルラゴス』の会場にて、改めて発表されたミツビシのストックカーレース電撃復帰だが、これによりTOYOTA GAZOO Racingブラジルが投入を予定する『トヨタ・カローラクロス』と、GM陣営の『シボレー・トラッカー』に続き、新たな車種がグリッドに並ぶことが決まった。

「ストックカーに戻ることができて光栄だ。三菱自動車はつねにスポーツと密接な関係を築いてきたからね。南米ではセーリング、サイクリング、テニス、そしてもちろんモータースポーツもサポートして来た」と語るのは、三菱自動車のブラジルにおける車両組立委託先であり、同時に販売総代理店も務めるHPEオートモータースのマウロ・コレイアCEOだ。

「当社はラテンアメリカ最大のクロスカントリー・ラリーであるミツビシカップを25年間にわたり推進してきた。そしてストックカーに復帰することで、さらなるプレゼンス拡大が見込める。ここはブラジルで活動するもっとも有名なドライバーが集まるカテゴリーでもあり、彼らが『エクリプスクロス』をドライブすることは、当社のブランドにとって非常に重要な意味を持つ。ブラジルのモータースポーツを代表するこのカテゴリーで、我々は素晴らしい仕事ができるはずだと確信している」

新生SUV時代にミツビシが電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む/SCB
2005年から2008年まで走らせた『ランサー』に続き、新たに『エクリプスクロス』を投入してトヨタやシボレーに挑むこととなった
新生SUV時代にミツビシが電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む/SCB
2005年の投入以降、4年間で37名のドライバーにより48戦に出場した『ランサー』は、優勝16回、ポールポジション13回、ファステストラップ15回、表彰台は38回と意義のある数字を達成した

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