「とてもエモーショナルなものだった」と、最終戦をふり返ったラストはレース中、頭の中にさまざまな雑音が流れ、集中力を維持するのに苦労したことを明かした。
「僕たちはこれまで夢見ていた以上のことを達成した。わずか4年で24回の勝利を挙げ、僕はいま、もっとも成功したアウディDTMドライバーだと思っている」
「今回、3度目のタイトルを獲得したが、1年後にここまでの困難を迎えるとは思っていなかった。それだけシーズン前半はペースがなかったんだ」
「それでも、表彰台を獲得し、ロビン(・フラインス)とニコ(・ミューラー)の近くに留まるために充分なポイントを獲得し続けた。ゾルダーでは自分自身に火をつけ、4レース連続で勝利し、最後の週末をリードして迎えることになった」
「(ホッケンハイムでは)予選とレースの両方で力強いパフォーマンスを見せることができ、今日こうしてタイトルを獲得した」
ラストは33号車アウディRS5 DTMを担当したメカニックやチームクルー、その他関係者に向けて、「クルマは本当に素晴らしかった。チームのみんなに本当に感謝している」とコメント。
「彼らが成し遂げたことは素晴らしいことだ。皆が僕のクルマを愛してくれていて、僕が時々触ることすら許されないほど、彼らにとって神聖なものだったんだ」
「僕の担当クルー、メカニック、チーム・ロズベルグの全員、そしてもちろんアウディスポーツの素晴らしいクルマに感謝している。僕はいま、とてもハッピーだよ!」
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