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F1ニュース

投稿日: 2015.06.13 00:00
更新日: 2018.02.17 08:38

「トラブルがアロンソを悲惨なレースから救い出した」英誌全ドライバー採点カナダ編


 英AUTOSPORTが2015年カナダGPを戦った全ドライバーを10点満点で評価、今回の最高点9点がウイリアムズのバルテリ・ボッタスとフェリペ・マッサに与えられた。

 英AUTOSPORTのF1担当編集者ベン・アンダーソンは、2015年第7戦を振り返り、20人のドライバーに評価点を与えた。
 4番グリッドから3位を獲得したボッタスと、15番グリッドから6位まで追い上げたマッサが、ポール・トゥ・フィニッシュを飾ったルイス・ハミルトンと2位に続いたニコ・ロズベルグより高い評価を受けている。

「カナダを前にボッタスは、このサーキットではウイリアムズはフェラーリを脅かす位置に戻れるはずだと予想していた」とアンダーソン。
「実際彼は予選でキミ・ライコネンからコンマ1秒以内のタイムをマークした。決勝でも速さで勝る他のマシンを押さえて上位を走り、ライコネンのスピンによって訪れたチャンスを逃さず今季初表彰台をつかんだ」

 マッサは予選でエンジンにトラブルが発生、Q1落ちを喫したが、決勝で速さを発揮、オーバーテイクを繰り返して入賞を果たした。
「マッサはターボのウェイストゲートに故障が起きたことで予選17番手に沈んだ。他車のペナルティでふたつ上のグリッドからスタート、見事な走りでトップ6まで追い上げた」

 ハミルトンはFP2でクラッシュ、FP3も順調に進められなかったが、肝心な時にうまく決めて見せたとして8点。ロズベルグは予選でハミルトンに差をつけられ、決勝でも仕掛けるチャンスをつかめずに終わり7点の評価にとどまった。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています