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F1ニュース

投稿日: 2012.04.12 00:00
更新日: 2018.02.16 08:24

「バーレーンGPは中止しない」とエクレストン


 バーニー・エクレストンは、F1チーム代表者との会合を前に、バーレーンGPは地元オーガナイザーが中止を決めない限り予定どおり開催されると断言した。

 エクレストンとチームは金曜に会合を持つ予定となっており、エクレストンは議題はバーレーン問題であるとは認めていないが、実際にはバーレーンGPを開催すべきかどうかについて話し合われるものとみられている。バーレーンの情勢不安の報道を受け、4月22日に予定されているバーレーンGPの開催に対する懸念の声が高まっている。

「チームと別件で話し合いを持つことになっている」とエクレストンは中国において木曜に報道陣に対してコメントした。
「バーレーン、バルセロナ、モナコ、その他どことも関係ない」
「(バーレーンの)レースはカレンダーに含まれている。その国のスポーツ当局が中止にしない限り、我々はそこに行く」
「バーレーンはここ(中国)と何の違いもないと思う。同じだ。カレンダー上の1戦なのだ」

 FIA会長ジャン・トッドは金曜には中国に到着しておらず、会合には出席しない見込みだ。

 エクレストンはバーレーンGPに行く予定であり、安全面の問題は全くないと主張している。バーレーンの抗議団体はグランプリに反対しているわけではないと彼は述べている。

 チームのメンバーやジャーナリストがバーレーンに行くのは危険ではないかと聞かれてエクレストンは「なぜそう決め付けるのか私には分からない」と答えた。
「バーレーンの人々はF1チーム関係者やジャーナリストに対して何の恨みも持っていない」
「現地の人々は通常の生活を送っていると聞いている。私は向こうに行っていないが、ロータスの人間が現地に行って状況を調べた。彼はすべて完璧な状態だと言っている。通常どおりだということだ」