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F1ニュース

投稿日: 2015.10.07 00:00
更新日: 2018.02.17 10:48

「ホンダの熟成不足で2秒ロス」と解決求められる


 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、現在ホンダはパワーユニットのハイブリッドシステムの熟成に苦労しており、そのためにサーキットによっては1周2秒のロスを被っているとして、ホンダが来年問題を解決することを願っていると語った。

 2014年に向けてF1エンジンレギュレーションが大幅に変更され、新たなパワーユニットが導入された。マクラーレンと提携して今年F1に復帰したホンダはこのパワーユニットの開発に苦労し、思うようなパフォーマンスを発揮できずにいる。

 ブーリエは、ホンダは問題点を把握しており、2016年に解決できると断言はできないが、解決できるだけのリソースは持っていると語った。

「ホンダは何も間違ったことはしていない。2、3年前にF1に参戦することを決めてゼロから始めた。それが(苦労している)一番の原因なのだ」とブーリエ。

「他の3メーカーは優れたパッケージを作るのに3年以上をかけている。去年はルノーとフェラーリは苦労していた。ルノーは今年になっても苦しんでいる」
「我々が一番苦労しているのはハイブリッドの部分だ。ホンダのプロジェクトにおいて成熟度が不足している」
「しかし彼らは努力している。ホンダにはこの問題に対処できるだけのリソースがある。いろいろなことができるので、我々が成功できない理由はない」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています