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F1ニュース

投稿日: 2014.04.18 00:00
更新日: 2018.02.16 23:14

【GP直送】ホンダ新井氏、FIA会見で第2チーム募集


 中国GPが開催されている上海インターナショナル・サーキットに、ホンダF1のプロジェクトリーダーを務める新井康久(本田技術研究所取締役専務執行役員四輪レース担当)が姿を現した。新井プロジェクトリーダーが現場を訪れるのは、今年の開幕戦オーストラリアGP以来だが、今回は視察が主な目的ではない。国際自動車連盟(FIA)が主催する共同記者会見に出席するためである。

 FIAが主催する共同記者会見は木曜日がドライバーで、金曜日はチーム関係者。ただし、ホンダがF1に参戦するのは2015年。まだ参戦していないにも関わらず、1シーズン前の公式会見に出席するのは極めて異例のことだ。会見を主催するFIAによれば、今回の出席はFIA側からの強い要望だったという。

「今回のホンダの会見への参加は、3メーカーしか参加していない現状を危惧しているジャン・トッド会長たっての希望だった」(FIA関係者)
 そんな中、金曜日の午後4時に開始された会見で、新井プロジェクトリーダーはまず、会見への出席を要請してくれたF1界に対して感謝を述べた後、2008年7年ぶりにF1に復帰する理由を次のように述べた。

「今季、大幅に変更されたパワーユニットに関する新しいレギュレーションは、環境に配慮したテクノロジーとなっており、自動車メーカーにとって非常に魅力のあるものでした。と同時に、燃費を向上させ、2つの回生エネルギーを活用する新しいパワーユニットのマネージメントは、ホンダだけでなく自動車メーカーにとって、とてもチャレンジしがいのある内容でした」