更新日: 2018.02.23 11:15
【Honda】混戦の開幕戦をウィル・パワーが制す 武藤英紀、佐藤琢磨はリタイア
混戦の開幕戦をウィル・パワーが制す
武藤英紀、佐藤琢磨はリタイア
予選では2009年シリーズチャンピオンのダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が1分27秒7354の最速タイムをマークし、ブラジルでの初開催イベントのポールポジションを手に入れた。予選2番手でフロントロー外側グリッドを獲得したのは、新興チームFAZZT Race Teamのアレックス・タグリアーニだった。予選3番手はDreyer & Reinbold Racingに移籍したばかりのジャスティン・ウィルソンで、予選4番手もAndretti Autosportでの初レースを戦うライアン・ハンターレイのものとなった。
その一方でスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、エリオ・カストロネベス(Team Penske)、ライアン・ブリスコー(Team Penske)といったポールポジション候補が、予選の最終ステージに進むことができなかった。7名が出場するブラジル人ドライバーの中では、トニー・カナーン(Andretti Autosport)が6番手でトップだった。
武藤英紀(Newman/Haas/Lanigan Racing)は強敵のそろった第2グループで走ったせいもあったが、第1ステージで予選終了。順位は14番手となった。インディカー・デビューの佐藤琢磨(KV Racing Technology)は、第2ステージに駒を進めて予選10番手に食い込む奮闘を見せた。
スイス出身の女性ルーキー、シモーナ・デ・シルベストロ(HVM Racing)は、第2ステージでアクシデントを起こしたために予選結果が11番手となったが、さらに上位も狙える能力の高さを見せた。