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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.11.30 00:00
更新日: 2018.02.17 11:54

アウディ&ポルシェ、16年ル・マンは2台体制に


 WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦しているポルシェとアウディは、コスト削減の観点から2016年のル・マン24時間はそれぞれ2台体制で参戦する方針を明らかにした。

 WECの中心をなすル・マンでは、各チームとも3台目のマシンを投入することができ、今年はアウディ、ポルシェともに3台体制で参戦。最終的には、ポルシェの3台目となる19号車が総合優勝を果たした。

 しかし、アウディは28日、16年仕様のR18 e-トロン・クワトロを発表するとともに、フォルクスワーゲングループ傘下であるアウディ、ポルシェ両ブランドの来季の方針を発表。声明には「コスト効率を最大化する目的から、アウディとその姉妹ブランドであるポルシェは、WECの中心的なイベントであるル・マン24時間を3台ではなく2台で戦うことで合意した」と記されている。アウディによると、この決定はここ1週間ほどで下されたものなのだという。

 この動きは、今年9月に発覚したVWグループの排ガス規制逃れ問題による制裁金を見越して行われるコストカットの一環であると考えられている。アウディスポーツを率いるヴォルフガング・ウルリッヒは次のように話す。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています