更新日: 2018.02.23 15:53
アプト、F1参戦を諦めインディカーに転向か
GP2とフォーミュラEに参戦するダニエル・アプトは、インディカー・シリーズへの参戦を視野に、10月末にインディカーのテストを受けることが明らかとなった。
アプト・スポーツラインの代表であるハンス-ユルゲン・アプトの息子で、今季GP2と先日開幕したフォーミュラEに参戦しているダニエル・アプトは、来月の27日にバーバー・モータースポーツパークでアンドレッティ・オートスポートのインディカー・テストに初参加することとなった。
8月に行われたインディカー最終戦のフォンタナに訪れたアプトは、アメリカン・モーター・スポーツへの参戦も視野に入れていると語っている。
「それは心の中のオプションのひとつだよ。しかし、決定をくだすには、そのスポーツがどんなものか感じる必要がある。フォーミュラ1は常に僕の夢だった。そのためにフォーミュラ3、GP3、GP2に参戦してきた。しかし、16歳のマックス・フェルスタッペンがその場所にいる。僕は、自分がしたいことではないことを考え始めなければならないんだよ」とアプト。
「お金があればケータハムをドライブすることもできるだろう。しかし、それは“F1ドライバー”と呼ばれるためだけの価値で、僕はそうしたいと思わない。今21歳で、意味をなすものを見る必要に立たされているんだ」
また昨年マルシャF1チームでテストドライバーを務めたロドルフォ・ゴンザレスも、今週22日にバーバー・モータースポーツパークで行われたデイル・コイン・レーシングのテストに参加。
今季はマーフィー・プロトタイプスからル・マン24時間のLMP2クラスにも参戦したゴンザレスも、アプト同様にインディカー参戦を模索しているようだ。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています