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F1ニュース

投稿日: 2015.11.21 00:00
更新日: 2018.02.17 11:43

アロンソ「トップ争いするライバルの方が可哀想」


 今年苦戦が続いているマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ。トラブル続きで表彰台から遠ざかって久しいが、現在トップ争いをしているライバルほど苛立ちを感じることはないという。

 先日のブラジルGPで予選早々にマシンを止めた元ワールドチャンピオンは、コースサイドのデッキチェアに座ってコースを眺めているシーンが映し出され、「 #PlacesAlonsoWouldRatherBe (アロンソの場所であってほしい)」というハッシュタグとともにTwitter上で話題になった。

 あのシーンをどう捉えるかは人によって異なるだろうが、アロンソ自身は今季チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンを例に挙げ、彼が2位でレースを終えた時ほどの苛立ちはないという。

「もちろん、今シーズン全体を見ても僕は苛立つことが多かった」とアロンソ。
「しかし同時にたくさんの事も学んだよ。どちらかと言えば、2位や3位で表彰台に上がらなければいけない時の方が、もっと苛立っていたね」

 今年もハミルトンがシーズン全体を支配し、アメリカGPで早々とチャンピオンを獲得。一方、僚友のニコ・ロズベルグやフェラーリのセバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンらは常に負ける側になっていたため、彼らの苛々する気持ちが分かるという。
「チームメイト間のトラブルなどで微妙な状況になっているシーンの写真や、ライバルたちの表情を見たりする機会があった」
「実際に皆がどう思っているかは分からないが、あの時の気持ちは大体分かる。もしリタイアしてバイクやセーフティカーでガレージに戻ってくるときは、少し距離を置いてほしいものだ」