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F1ニュース

投稿日: 2015.02.24 00:00
更新日: 2018.02.17 06:12

アロンソの事故原因は“予測不能な突風”と結論


 マクラーレンは23日、フェルナンド・アロンソのクラッシュに関する事故調査結果を発表し、コースアウトした際の“予測不能な突風”が原因であったと結論づけた。

「我々は、過去24時間にわたり彼の事故原因を完全に理解するため、フェルナンドのマシンに生じたダメージおよび関連するテレメトリーデータを詳細に分析し、初期段階ではあるものの、いくつかの揺るぎない結論に達することができた」と、この日マクラーレンが発行した声明にはそう記されている。

「彼(アロンソ)のマシンは上り坂になった高速右コーナーのターン3のエントリーでワイドに膨らみ、コース外側に敷かれた人工芝に乗りあげた。そして、それに伴うトラクションの減少で若干の不安定さを引き起こし、コース内に復帰しようとする際に再びトラクションを取り戻したことで、側面からウォールに衝突した」

「我々の調査結果は、この事故が当時サーキットの当該エリアで吹いていた予測不能な突風によって引き起こされたことを示しており、同様の影響は、例えばカルロス・サインツJr.といったドライバーにも影響を及ぼした」

「フェルナンドのマシンがいかなる種類の機械的な故障に見舞われたということを示す証拠は一切ないと断定することができる。また、空力的な圧力の損失がまったく記録されていないことも確認している。著しいレベルのGフォースを受けていたという事実にも関わらず、マシンは少しも空力的な損失を被らなかったことを示している」
「また最後に、事故前や事故の間、その後のいずれにおいても、マシンのERSシステムにいかなる種類の放電や故障が生じていなかったことを明らかにすることができる」