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F1ニュース

投稿日: 2014.04.20 00:00
更新日: 2018.02.16 23:17

インターミディエイト、最高速316キロを記録


2014 中国グランプリ 予選
雨天コンディションの下、インターミディエイトタイヤがQ3での鍵となる
インターミディエイトタイヤによるストレートでの最高速度は316km/h
開幕4戦中3度目のウェットで行われた予選となる

2014年4月19日、上海
開幕からの4戦で、雨天コンディションの下で行われた3度目の予選となりました。これは、近年で最も雨が多いシーズン序盤です。ポールポジションが決定するQ3に進出したトップ10ドライバー全員が、ピレリのCinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤを使用しました。インターミディエイトタイヤは、タイヤレンジ中で昨年から変更されていない唯一のタイヤです。

日中を通して雨が降り続き、各ドライバーは、午前中の最終フリー走行(FP3)でウェットコンディションの評価を行いました。しかし、予選後のセットアップ変更は認められていないため、大半のドライバーが、明日のドライレースへの備えとして、妥協点を見出したセットアップを行いました。明日は、雨と同様の確率でドライになる可能性があります。

大半のドライバーが、一日を通してフルウェットとインターミディエイトタイヤの両方を使用しました。終日、16°C以下となった気温の下で、両タイヤの摩耗レベルは低いものでした。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「トップスピードでの走行時、1秒あたり約25リッターを排水できる我々のインターミディエイトタイヤの性能が、ウィリアムズのバリテッリ・ボッタスによって明確に示されました。ボッタスは、非常にウェットなコンディションのストレートで316km/hに達しました。フルウェットとインターミディエイトとのクロスオーバーポイントは、1分56秒前後でした。ここには、フルウェットのタイムをインターミディエイトに近づけるために行った我々のオフシーズンの作業成果が表れています。難しいコンディションと常にタイヤに厳しいサーキットですが、摩耗レベルは低いものでした。実際、チームにもよりますが、リアタイヤにはほとんど摩耗が見られず、フロントに軽い摩耗が見られる程度でした」

FP3のラップタイム上位:
リカルド/1分53秒958/インターミディエイト新品
マッサ/1分54秒492/インターミディエイト新品
グロージャン/1分54秒514/インターミディエイト中古

トップ10ドライバーの使用タイヤ:
ハミルトン/1分53秒860/インターミディエイト新品
リカルド/1分54秒455/インターミディエイト新品
ベッテル/1分54秒960/インターミディエイト新品
ロズベルグ/1分55秒143/インターミディエイト新品
アロンソ/1分55秒637/インターミディエイト中古
マッサ/1分56秒147/インターミディエイト中古
ボッタス/1分56秒282/インターミディエイト新品
ヒュルケンベルグ/1分56秒366/インターミディエイト新品
ベルニュ/1分56秒773/インターミディエイト新品
グロージャン/1分57秒079/インターミディエイト新品


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