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投稿日: 2015.03.29 00:00
更新日: 2018.02.23 16:23

インディカー第1戦予選:ペンスキーがTOP4独占


 ベライゾン・インディカー・シリーズの開幕戦がセント・ピーターズバーグで開催。28日に行われた予選は、ペンスキー勢が上位を独占し、昨年の王者ウィル・パワーがポールポジションを獲得した。6年目のシーズンに挑む佐藤琢磨(AJフォイト)は、ホンダ勢の最上位5番手を獲得した。

 金曜のプラクティス1回目にトップタイムをマーク、幸先良いシーズンスタートを切ったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は、プラクティス2が雨のためキャンセルされると、土曜日のプラクティス3でもトップタイムをマーク。そして、予選では13年間長きに渡って保たれてきたセント・ピーターズバーグのコース・レコード(1分0秒6509:セバスチャン・ブルデー)を予選の第1ステージで破り、更に速いラップを第2ステージで記録。ファイアストン・ファスト6と呼ばれる予選最終ステージでも最速ラップを叩き出し、2015年シーズン開幕戦のポールポジションを獲得した。

 ファイアストンが今年もソフトとハード、2種類のコンパウンドのタイヤをロードレースでは供給するが、予選で使えるのは2セットまで。予選の最終ステージでは、第1、あるいは第2ステージで使ったタイヤで走るケースがほとんどで、今回もそのケースだったことから、予選最速ラップは第2ステージに記録された。予選結果としては最終ステージのものが採用されるのだが……。
 
 予選2番手は今年からペンスキー入りしたサイモン・ペジナウのものとなった。そして、予選3番手はペンスキーで一番の古株のエリオ・カストロネベスで、予選4番手は去年からペンスキーで走っているファン・パブロ・モントーヤだった。なんとペンスキー勢が予選のトップ4をスイープしたのだ。4台体制を敷いた途端に予選で1-2-3-4を達成。今年の彼らはタイトルを獲得した去年以上に強さを手に入れているように見えている。

 逆に、チップ・ガナッシ・レーシングは今年もスタートダッシュがうまくいかなかった。4カー体制は彼らの方が先輩だが、今日の予選でガナッシ勢のトップだったのはトニー・カナーンの7番手で、スコット・ディクソンは9番手。プラクティスで安定した速さを見せていたチャーリー・キンボールは予選第1ステージ突破に失敗して13番手。ルーキーのセージ・カラムは18番手だった。


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