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投稿日: 2014.08.30 00:00
更新日: 2018.02.23 15:48

インディ最終戦はエリオがポール奪取。琢磨4番手


 いよいよ最終戦を迎えたベライゾン・インディカー・シリーズ。29日にカリフォルニア州フォンタナのオート・クラブ・スピードウェイで行われた予選は、ポイントリーダーのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が予選21位と出遅れるなか、逆転で王者獲得を目指すエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)はトップスピードをマークしポールポジションを獲得した。佐藤琢磨(AJフォイト)は、2列目スタートとなる予選4位を獲得した。

 今年も最終戦までもつれ込んでいるインディーカーのチャンピオン争い。

 今日、カリフォルニア州フォンタナの2マイルオーバルで予選が行われ、ポイント2位のエリオ・カストロネベスがポールポジションを獲得し、初タイトルへの意欲を見せた。

 22台がエントリー。1台ずつが2周のアタックを行なう予選は午後2時15分、摂氏36度という猛暑の中で始まった。

 最初のアタッカー、ルーキーのミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が216.726mphという素晴らしい数字 を達成。しかし、次にコース・インしたファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)が217.621mphで早々にトップの座を奪った。

 しかし、ここから彼らふたりを上回る者が出るのには長い時間がかかった。朝のプラクティスで221mph台をマークしてトップだったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は、当然ポールポジション候補だったが、彼は1ラップ目にマシンを大きく滑らせ、2ラップ平均が212.604mph止まり! 彼より遅かったのはルーキーでオーバル走行に苦労して いるカルロス・ヒュータス(デイル・コイン・レーシング)のみ。明日のレースを彼は21番グリッドからスタートしなくてはならない。

 13人目のアタッカー、トニー・カナーン(チップ・ガナッシ)が216.857mphをマーク。ロシア人ルーキーを3番手へと押しやる2番手に食い込んだ。そのカナーンを上回ったのはジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)。217.600mphを出してみせた。 しかも、彼は2ラップ目に218mph台をマークしていた。多くのドライバーたちが2ラップ目にスピードダウンをしている中でのことだった。水曜日のテスト、今朝のプラクティスともに目立たない存在だったニューガーデンだったが、予選では速いラップを実現するためのラインを発掘したのだ。

 ニューガーデンの次にコース・インしたのはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。カナーンの走行情報も得た彼は 計測1周目に218.257mphをマーク。トップに踊り出ると見られたが、2周目が215mph台までダウン。最終的に彼の予選結果は5位となった。


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