インディ500で負傷したヒンチクリフが退院

　インディ500のプラクティス走行でクラッシュし、左太ももを負傷していたジェームズ・ヒンチクリフが病院を退院したことが発表された。

　ベライゾン・インディカー・シリーズに参戦しているジェームズ・ヒンチクリフ。今シーズンは、アンドレッティ・オートスポートからシュミット・ピーターソン・モータースポーツに移籍。第2戦では、移籍後初となる2年ぶりの勝利を挙げた。

　インディ500では予選24番手を獲得していたヒンチクリフだが、翌日のプラクティス走行でサスペンションが壊れクラッシュ。病院へ搬送され緊急手術が行われた。手術は成功したものの左上腿と骨盤を損傷したヒンチクリフは、インディ500に出場はできずインディアナポリスの病院に入院していた。

　ヒンチクリフの経過は良好で、20日には集中治療室から一般病室に移動。26日には退院し、インディアナポリスの自宅で復帰に向けて療養する予定だ。ヒンチクリフの友人であるウィル・デイビソンのSNSには、ウィル・パワーらに車いすを押され病院を後にするヒンチクリフの写真が投稿されている。

　彼の代わりにインディ500に出場したライアン・ブリスコは12位でフィニッシュ。今週末のデトロイト戦は、コナー・デイリーが代わりにステアリングを握る。

So good to see this guy @hinchtown leave hospital today, the champ @12willpower wheelin out a champ! Real reminder of our dangers but he's strong and will be back. Rest up mate with your Aussie other half @kirst_dee. @jddavison007

A photo posted by Will Davison (@willdavison9) on May 26, 2015 at 3:45pm PDT