更新日: 2018.02.23 16:56
ウィルソン、ゴールデンゲートブリッジを駆ける
ジャスティン・ウィルソンが生前にドライブしていたカーナンバー25のマシンが、サンフランシスコにあるゴールデンゲートブリッジを駆け抜けた。
27日、インディカー・シリーズは、今週末に今季最終戦が行われるソノマ・レースウェイの開催都市、サンフランシスコにあるゴールデンゲートブリッジを訪れ、ウィルソンのチームメイトであるマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が25号車をドライブし、天国のウィルソンに敬意を表した。
また、ウィルソンの25号車と共にグラハム・レイホール(RLLR)とウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、ジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)も後に続き、さらにはチャンピオンシップ・トロフィーのアスターカップを乗せたジェームズ・ヒンチクリフの2シーターマシン、そしてウィルソンのメモリアル・フラッグを掲げた2台のセーフティ・トラックもブリッジを駆け抜けた。
「ジャスティンのマシンをドライブするのは名誉なことだった」とアンドレッティ。
「もちろん感情的になったけど、それを言葉にするのは難しいよ」
ウィルソンの家族は、彼への献花の代わりに、ウィルソンが設立したインディカーの児童基金『Wilson Children’s Fund』への支援を呼びかけている。
またそれに伴って、現在インディアナポリス・モーター・スピードウェイとインディカーの公式オンラインショップでは、ウィルソンのヘルメットがデザインされたトリビュートTシャツが販売されており、その収益のすべてが児童基金へと寄付されることになっている。