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F1ニュース

投稿日: 2014.07.26 00:00
更新日: 2018.02.17 01:48

ケータハム代表「スポンサー、性能…全ての面で前進」:金曜コメント


 2014年F1ハンガリーGPの金曜プラクティスで、ケータハムの小林可夢偉は19位/19位、マーカス・エリクソンは20位/22位だった。

■ケータハムF1チーム

小林可夢偉ハンガリーGP金曜コメントはこちら
可夢偉「久しぶりにいい金曜。ライバルと戦えそう」

マーカス・エリクソン フリー走行1=20位/2=22位
 FP1の初めはグリップレベルがものすごく低くて、クルマがあちこちでスライドしまくり、全くプッシュできなかった。ハンガロリンクでは週末の初めは路面がかなり“グリーン”であることは分かっているけれど、予想以上にひどかった。

 こういうときには路面の状態に注視しながら、いいセットアップを探し、グリップレベルが全体的に改善し路面コンディションがよくなってくるのを待つしかない。そのため次の走行でもプランに沿って作業を続け、時間がたつにつれて少しずつ改善していった。

 FP2で路面温度が大幅に上がり、最初の走行ではクルマの挙動がとても奇妙な感じがした。ほとんどのコーナーでアンダーステアからオーバーステアへと変化し続け、ミスをせず走るのが本当に難しいほどの状態だった。最初の走行を終えるころにバランスが少しよくなってきたけれど、それでも全力でプッシュするのは難しかった。

 オプションタイヤを履くとバランスがかなり向上し、路面にラバーが乗ってくるに従ってグリップレベルがようやく向上し始めた。ソフトでのパフォーマンスランではクリーンなラップを走れなかったので、もっとタイムを向上させる余地はあったが、時間の関係でロングランに取り掛かった。レースペースはよさそうだったよ。

 ここでセットアップに向上が見られてよかった。これまでよりもマルシャと戦えるチャンスが高まるからね。今日集めたデータをすべてチェックし、明日も日曜もさらに前進したい。