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F1ニュース

投稿日: 2012.02.06 00:00
更新日: 2018.02.16 07:09

ザウバー、新車「C31」も段差ノーズを採用


 ザウバーF1チームは6日、2012年のF1マシン「C31」を発表した。

 現地時間11時(日本時間19時)、ザウバーはF1合同テストの開幕を明日に控えるスペインのヘレス・サーキットで2012年型マシンの「C31・フェラーリ」を公開。マシンは、ペーター・ザウバー代表らチーム関係者が見守る中、サーキットのホームストレート上で小林可夢偉とセルジオ・ペレスの手によって披露された。

 公開された新車C31は、発表前に明かされていた通りフェラーリやロータスなど、すでに4チームで見られた段差ノーズのコンセプトを採用。フェラーリF2012を思わせる角張った段差とそこからほぼ真っ直ぐに伸びたノーズは、“カモノハシ”のようなスタイルの印象を受ける。

 また、マシンのカラーリングも、フロントとリヤが濃いグレーで覆われ、全体の印象はよりダークなマシンに仕上がった。

 2012年のザウバーは、チーム3年目のエース可夢偉と2年目のペレス、リザーブドライバーのエステバン・グティエレスと昨年と同じラインナップだが、マネジメント部門では、新車発表の2日前にテクニカルディレクターのジェイムズ・キーがチームを離れることが発表されている。

 チームはこの後、13時45分(日本時間21時45分)から、C31のシェイクダウンを兼ねたプロモーション撮影用のデモランを予定している。