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F1ニュース

投稿日: 2014.08.19 00:00
更新日: 2018.02.17 02:17

スパは最もタイヤに厳しいサーキットのひとつ


ベルギーグランプリ プレビュー:スパ 2014年8月21-24日

ミディアムとソフト、Formula Oneサマーブレイク後の初戦に登場
シーズン中で最長のラップのスパは、最もタイヤに厳しいサーキットのひとつ
変わりやすい天候が特徴

2014年8月18日、ミラノ
Formula Oneは、3週間のサマーブレイクを終え、シーズン中で最も熱い期待が寄せられるレースの地であるスパ・フランコルシャンで再開します。スパでは、昨年よりも軟らかい組み合わせのP Zeroホワイト・ミディアムタイヤとP Zeroイエロー・ソフトタイヤが選択されており、多様な戦略を促します。シーズン中で最長のラップである全長7kmを超えるスパは、高速ストレート、アクセル全開のコーナー、粗いアスファルト、急な勾配などが混在し、タイヤに最大限の負荷を課します。さらに、時に激しい豪雨をともなう変わりやすい天候もまた、アルデンヌ山脈に位置する美しいこのサーキットの特徴のひとつです。これらの特徴は、すべてセーフティーカー導入の可能性を高めるため、効果的な戦略を構築する洞察力や迅速な適応能力が不可欠となります。サーキットの一部で雨が降っている場合でも、完全にドライな部分が存在することも珍しくないため、マシン、タイヤ、そしてドライバーの汎用性が限界まで試されます。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「スパは、シーズン中でも屈指の雄大なサーキットであり、我々にとって、GTレースやスパ24時間レースでの経験からも馴染みの深いサーキットです。非常に幅広いレンジのトラックコンディションと、ベルギーにありがちな天候状態の下で均等に機能できる適応力のあるタイヤが鍵となる要素です。スパでは、複数の負荷がタイヤにかかるため、タイヤの摩耗とデグラデーションのレベルは伝統的に高くなりますが、2011年以来初めて、ミディアムタイヤとともにソフトタイヤを選択することができました。ラップが長いことによって、コンパウンド間のタイム差が大きくなるため、ソフトタイヤが予選でのメインタイヤとなりそうです。また、スパでは戦略が大きな要素となります。すなわち、他の多くの開催地よりも、的確なタイヤをタイミングよく使用することが勝敗を左右します。通常の状況下、最下位からトップへ立つことが可能となるようなレースであることが、常にベルギーグランプリを非常にエキサイティングなものにしています」


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