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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.10.08 00:00
更新日: 2018.02.17 10:49

スパ24H勝者のマルクVDSが4輪レース撤退を発表


 ブランパン耐久シリーズやヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)に参戦しているベルギーのマルクVDSレーシングチームが、今シーズン限りで4輪レース活動を終了することを発表した。

 マルクVDSは、今年のスパ24時間でBMW Z4 GT3に総合優勝をもたらしたほか、2013年にはブランパン耐久シリーズのプロクラスでチャンピオンを獲得。また、ニュルブルクリンク24時間でも2度の2位表彰台を獲得している、ベルギーの強豪チームだ。

 そんなマルクVDSだが、今月のELMS最終戦をもって、スポーツカーチームの運営を終えることを明らかにした。この決定はチームオーナーのマルク・バン・デル・ストラーテンが下したもので、撤退を発表したリリースには「彼のカーレーシングへの情熱が失われた」と記されている。その理由として、チーム運営を託していた協力者たちの財政的な失策のために参戦コストが倍増してしまったことが挙げられている。

 バン・デル・ストラーテンは「協力者たちは、私の信頼と我々のチームの家族の精神の両方を裏切った」とコメントしている。

「私が誤ってチームの主要なポジションに配置してしまった数人のプロ意識の欠如によって、疲れてしまったんだ」

 なお、マルクVDSは2輪のMotoGPとMoto2にも参戦しているが、このバイクチームでのレース活動は継続するということだ。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています