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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2015.08.21 00:00
更新日: 2018.02.17 09:47

タイトル争いはまずここから:SFもてぎプレビュー


 2015年スーパーフォーミュラ折り返しの一戦となるシリーズ第4戦ツインリンクもてぎが、8月22日〜23日に行われる。両陣営の新エンジンが投入されるほか、チャンピオンシップ争いを考える上でも落とせない一戦となってくるこのレースの注目ポイントを抑えておこう。

●チャンピオン争いに“残っていく”のは誰か
 後半戦に入るに伴って、チャンピオンシップ争いも本格化していく。このもてぎをランキングリーダーとして戦うのは、岡山戦でシリーズ初勝利を挙げてランキングトップにつけ、富士戦でも3位表彰台を獲得して首位をキープした石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)だ。ランキング首位を示すリーダーズレッドを2戦連続でつけて戦うことになった石浦だが、「今週末はランキングトップを守るとかではなく、やはりもう1回勝たないとチャンピオン争い残れないので優勝したい」と、守りの姿勢ではなく、攻めの姿勢で今回のレースに臨む。

 一方、ホンダ陣営としても、チャンピオンシップでの勝負権を保持するためにも今回は落とせない一戦となる。現在、ホンダ勢の中でのランキングトップは野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の6位。首位とは13ポイント差となっているが、野尻はもてぎ戦を「チャンピオンシップをきっちり狙える位置につけるためのレース」と明確に位置づける。「変に雨などが降らず、ドライのままレースができれば、これまでの流れからいってもそんなに悪くはないと思っています」と感触も悪くない様子で、「優勝を目指したいと思います」と意気込みを見せた。