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国内レース他ニュース

投稿日: 2015.03.04 00:00
更新日: 2018.02.17 06:24

テレビ放送復活のS耐。ナビゲーターには谷口信輝


 2015年も50台の年間エントリーが集まり、豊富なマシンラインアップでシリーズが行われるスーパー耐久シリーズ。運営を担当するスーパー耐久機構(S.T.O)は、今年もシリーズを盛り上げるためにいろいろな試みを計画している。

 1990年にスタートしたN1耐久をルーツにもち、スーパースポーツであるFIA-GT3カーから、ヴィッツやフィット等コンパクトカーが参戦するカテゴリーとして、多くのエントリーを集めるスーパー耐久。車種バラエティも豊かで、ドライバーもプロからジェントルマンドライバーまで幅広い層が集まる。

 リーマンショックや東日本大震災などで一時はエントリー数も減っていたが、ここ2、3年でエントリー数は急増。これまでサーキットのピット数に準じてエントリー数を45台と制限していたが、日本自動車連盟(JAF)に申請を行い特認を所得。今年は予選落ちなしの年間エントリー50台が参戦できることとなった。(※昨年は予選落ちありの50台)

 さらに今年はレース時間も延長。開幕戦のもてぎが5時間に、富士ラウンドは8時間と走行時間も増え、ジェントルマンドライバーたちの満足度もより高いものとなりそうだ。

 エントリー増加に対しS.T.Oの事務局長を務める桑山晴美氏は、「ようやく機が熟してきた気がしますね。エントラントやドライバーなどイベントを作っていく人たちが生き生きとしていることで人が集まっている。“S耐はオモシロイ”というイメージがいろいろなところに伝わってきてエントリーが増えているんじゃないでしょうか?」