トヨタ、創業者生誕120周年を記念し連携展示開催

2014年06月10日

トヨタ自動車、「創業者　豊田喜一郎 生誕120周年」を記念し、
トヨタの文化施設で初の連携展示を開催

　トヨタ自動車（株）（以下、トヨタ）は、創業者 豊田喜一郎の生誕120周年*1を記念し、文化・展示施設の産業技術記念館（愛知県名古屋市）、トヨタ鞍ヶ池記念館（愛知県豊田市）、トヨタ博物館（愛知県長久手市）、MEGA WEB（東京都江東区）、トヨタ会館（愛知県豊田市）の各館において順次、関連展示を開催する。5館連携での展示は初の試みであり、豊田喜一郎が掲げた研究と創造の精神を、各館の趣向に合わせて紹介する。
*1　1894（明治27）年6月11日誕生

　開館20周年を迎えた産業技術記念館では、豊田喜一郎をテーマとする企画を通年で開催する。6月28日より特別展「喜一郎の夢」を開催し、「日本人の手による自動車づくり」を目指した豊田喜一郎の生涯や人物像を紹介する。また、9月に「豊田喜一郎ゆかりの地ツアー」を実施するほか、10月に「トヨタの進化　喜一郎の夢、その後（仮）」と題した特別展示を開催する。

　トヨタ鞍ヶ池記念館では、豊田喜一郎と仲間たちの取り組みを紹介する常設展示「トヨタ創業展示室」を充実させる。また、敷地内に移築された「旧 豊田喜一郎邸」（通常非公開）を中心とするガイドツアーを開催する。

　トヨタ博物館では、豊田喜一郎ゆかりのクルマを通じて、創業当時の国産乗用車開発を紹介する展示コーナーを6月11日より設ける。また、同日からMEGA WEBでも、トヨタ博物館との共催企画展の中で豊田喜一郎ゆかりのクルマを紹介する。

　トヨタ会館では、12月末に常設展示「企業と社会コーナー」内で「原点回帰 – 先人たちのメッセージ」と題した展示を開始する。豊田喜一郎や創業期を支えた人々のモノづくりへの情熱や、現在まで受け継がれるトヨタ創業の精神を紹介する。