更新日: 2018.02.16 23:05
トヨタRI4A、新生SF開幕戦でトップ7独占
2014年4月13日
(株)トヨタモーターセールス&マーケティング
モータースポーツオフィス
2014年全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦
コース:鈴鹿サーキット(5.807km)
予選:4月12日(土)晴:ドライ
決勝:4月13日(日)曇:ドライ
ロイック・デュバルが新生スーパーフォーミュラ最初のレースを制す
ジェームス・ロシター、石浦宏明が続き表彰台獲得。トヨタエンジントップ7独占
4月12日(土)、13日(日)にスーパーフォーミュラの開幕戦が行われ、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が新生スーパーフォーミュラ最初のレースを制した。セーフティカーが導入され、順位も激しく入れ替わった波乱のレースで、フル参戦初年度のジェームス・ロシター(KONDO RACING)が2位、2年ぶりのフォーミュラ復帰となった石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が3位で表彰台を獲得。トヨタ「RI4A」エンジンはデビューレースでトップ7を占めた。最前列グリッドから序盤上位を逃げたトムスの2台は、ピットの作業ミスで後半ペースが落ちたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が5位、セーフティカー導入の不運で後退し、追い上げた中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が6位に終わった。
2014年シーズンのスーパーフォーミュラ開幕戦となる第1戦が、4月12日(土)、13日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
スーパーフォーミュラは、今季よりエンジン、シャシーともに一新し、全く新しい車両でのレースに生まれ変わった。エンジンは、昨年まで5年間にわたって使用されてきた3.4リッター自然吸気V型8気筒に代わり、日本独自の「NRE」規定で開発された直列4気筒2リッター直噴ターボとなる。この新エンジンが、新たに採用されたダラーラ製シャシーに搭載される。
エンジンの小型・軽量化により「ライト&クイック」なレースカーとして生まれ変わったスーパーフォーミュラは、シーズン前のテスト走行でも既に昨年までのコースレコードタイムを遙かに上回る速さを見せている。トヨタは今年、この新規定に則った新型エンジン「RI4A」を7チーム11台に供給する。