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F1ニュース

投稿日: 2014.05.14 00:00
更新日: 2018.02.16 23:51

トランペット排気管を音響専門チームがチェック


 2014年F1のサウンドの改善を考えているFIAは、最適なソリューションを選ぶため、音響の専門家の協力を仰ぐと述べた。

 今年のF1には1.6リッターV6ターボのパワーユニットが導入され、昨年までの2.4リッターV8エンジンと比べるとサウンドに魅力がないと、一部のファンなどから批判の声が上がっている。

 これを受けてエンジンサウンドを大きくするための対策を行うことが決まり、FIAとエンジンマニュファクチャラーは、今週のバルセロナテストでひとつのソリューションを試すことで合意した。メルセデスはテスト2日目の14日、“トランペット”エキゾーストのテストを行うことを認めている。

 しかし一方で他のソリューションに関しても検討される予定であり、FIAは最適な対策を選ぶため、サウンドのスペシャリストに協力してもらうことに決めたと認めた。

 FIAのスポークスマンは次のように述べている。

「FIAは現在のエキゾーストとテストで試す開発システムの両方に関する対策のため、音響エンジニアのグループを雇った」

「テストで完全な結果を得て、すべてのサウンドデータを分析した後、彼らと話し合いを行い、規則においてどういった変更が必要なのかについて提案がなされる」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています