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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.07.21 00:00
更新日: 2018.02.17 01:39

ニッサン柿元総監督「今回は魔物のせいではない」


NISSAN GT-R NISMO GT500は3台がポイント圏内完走

SUPER GT第4戦 レースレポート
7月20日 スポーツランドSUGO(宮城県村田町)

 SUPER GT第4戦決勝レースが7月20日にスポーツランドSUGOで行われ、予選12位からスタートした#46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝)が7位、予選13位の#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が9位、#24 D'station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム/佐々木大樹)が10位に入り、それぞれ選手権ポイントを加算しました。

 濃霧のために土曜日に予定されていた公式予選はキャンセルされ、日曜日朝に延期となりました。決勝レース日の朝も雨模様で始まり、前回優勝の#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が予選3位となって二列目からのスタート位置を得ましたが、残る3台のGT-R GT500はそれぞれ後方スタートとなりました。

 その後、一時的に雨は上がり路面も乾いていくものの、午後2時にフォーメーションラップが始まると、再び雨粒が落ちてきます。隊列が整わなかったこともありフォーメーションラップは3周行われました。路面は所々濡れて各車はグリップ確保に四苦八苦し、特にGT300勢はレインタイヤに交換するため先を争ってピットイン。GT500勢も半数に近い7台がピットインしてタイヤ交換しましたが、8台の車両はスリックタイヤのままレース序盤を耐え続け、その数周後に雨が上がって急速にレコードラインがドライになると、ペースを上げていきました。

 3位からクインタレッリがスタートした#23 GT-Rは、この序盤のうちに徐々に後退。12位まで順位を落としますが、路面コンディションが良くなるとペースアップして、順位を挽回していきました。一方、本山が乗る#46 GT-Rは、スタートと同時に4位にジャンプアップ。その後も上位陣を追って良いペースで周回し、3位まで順位を上げて柳田に交代します。コースに戻った柳田もリズミカルに周回を重ねていきましたが、黄旗提示区間での追い越しの判定を受け、10秒ストップのペナルティを課せられてしまいます。このタイムロスで順位を落とし、そのままフィニッシュラインを越えて、7位のポジションを確定しました。