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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.04.25 00:00
更新日: 2018.02.16 15:42

ニッサン近未来予測。15年LMP1参戦へのシナリオ


 2013年2月。横浜市鶴見区に、ニスモが新社屋をオープンさせた。そのオープンの際、日産自動車のカルロス・ゴーン社長は2014年に“ガレージ#56”の枠でル・マン24時間に復帰することを明らかにしたが、“ニッサンは2015年にLMP1に参戦する”という『シナリオ』を4月26日発売のオートスポーツNo.1355で展開している。

 現在、ル・マン24時間を中心としたスポーツカーレースの世界では、WEC世界耐久選手権にアウディ、トヨタの2社がトップカテゴリーのLMP1クラスにハイブリッド搭載のワークスマシンを投入。2015年からは、ポルシェがワークス参戦することになっている。

 ル・マン24時間は今年も6月にWEC第3戦として開催されるが、昨年のレースが開催されていた期間中、サーキットの中でひときわ存在感を放っていたメーカーがあった。表彰台を独占したアウディでも、初参戦のトヨタでもない。ゲートからパドックに至るまでの“ビレッジ”と呼ばれるエリアで、最も多く目にしたのは黒地に白の“NISSAN”、“nismo”という文字が入ったフラッグ、バナーだ。