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F1ニュース

投稿日: 2015.11.27 00:00
更新日: 2018.02.17 11:49

ハミルトンの「車で不利」の主張をロズベルグ否定


 メルセデスのルイス・ハミルトンは、チームがシンガポールGP後にマシンを調整したことが自分には不利にニコ・ロズベルグには有利に働いたと考えている。しかしロズベルグはそれを否定した。

 すでにドライバーズ、コンストラクターズ両タイトルを獲得、今季も圧倒的強さを見せたメルセデスだが、シンガポールでは低迷し、予選ではハミルトン5位、ロズベルグ6位、決勝ではハミルトンはリタイア、ロズベルグは4位に終わった。

 メルセデスは突然の不調の原因を探り、対策を講じ、その次の日本GP以降はすべて優勝を飾っている。
 しかしハミルトンはこの5戦中3勝を挙げているものの、ポールポジションはすべてロズベルグが獲得、最近の2戦も制している。

「この数戦の僕のパフォーマンスについてだけど、マシンに変化があったと考えている」とハミルトンはBBCのコラムに記している。

「シンガポールではペースがなく苦労した。その理由が分からず、今もチームは原因を探している」
「エンジニアがたくさんの説明に行きつき、そのうちのひとつを選び、いくつか変更を加えた」
「でもマシンがそれまではずっとすごくよかったことを考えると、僕としてはいまひとつ納得いかない。それに、あれ以来マシンバランスが変わったように感じる」

「マシンバランスが変わり、前みたいに快適ではなくなった。ニコはより快適に感じているようだけど」
「決勝では速さを発揮しているが、全体的に僕のアドバンテージは減った。マシンを前のように快適な状態に戻すために頑張らなくては」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています