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F1ニュース

投稿日: 2015.08.27 00:00
更新日: 2018.02.17 09:56

バトン「信頼性は二の次。まずはパワー向上を」 と訴える


 マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、ホンダには信頼性よりもパワーの向上に力を入れて取り組んでほしいと訴えた。ベルギーGPの決勝は全く楽しめず、気落ちしたとバトンは述べている。

 ホンダはベルギーに向けて3トークンを使ってパワーユニットのアップデートを行ったが、コース特性とマシンの相性が悪く、バトンもフェルナンド・アロンソも予選、決勝ともに下位に沈んだ。予選でバトンは17位、アロンソが18位。パワーユニットのエレメント交換でバトンは50グリッド降格で19番手、アロンソは55グリッド降格で20番手からスタートし、バトンは14位、アロンソは13位でフィニッシュしている。

 バトンにはERSのデプロイメントの問題が発生、苦しいレースを強いられた。
「電気エネルギーがなく、後方をただ走っているしかなかった。きつい一日だった。ただ後ろの方を走っているだけなんて本当に悔しい」とバトンは決勝後にコメントした。

 バトンは、ホンダには信頼性を犠牲にしてでもパフォーマンスを向上させてほしいと語った。
「パワーの向上の方に力を注いでほしい。それが今の目標だ。パワーを上げたい」
「信頼性は二の次だ。信頼性が比較的低くても、速さを発揮したい。それなら僕は文句はない」
「パフォーマンスを見つけるのは簡単なことではない。信頼性向上の方が多少は達成しやすい」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています