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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.04.24 00:00
更新日: 2018.02.17 07:37

ファーンバッハー兄弟「RC F GT3の開発が楽しみ」


 今季、ニュルブルクリンクを舞台に新GT3カー・レクサスRC F GT3の開発を担うことになったファーンバッハー・レーシング。ステアリングを握るのは、ドミニクとマリオのファーンバッハー兄弟だが、レクサスをドライブするにあたっての意気込みを聞いた。

 レクサスRC F GT3は、今季からスーパーGT300クラスにも参戦するほか、ヨーロッパでも開発チームが決定。来季からはアメリカでもデリバリーが予定されている。そんなマシンの開発チームのひとつとして選ばれたのが、ニュルブルクリンクの強豪でもあるファーンバッハー・レーシングだ。

 ホルスト・ファーンバッハーの息子であるドミニクとマリオは、どちらもレーシングドライバーとしてスポーツカー界では知られた存在。特にドミニクはスーパーGT300クラスにも参戦し、驚異的な勝率を誇った経験ももつ。ふたりは今季初めて兄弟でコンビを組み、レクサスRC F GT3を開発するが、発表会の場でその意気込みを聞いた。

──どのような経緯でこのレクサスのプロジェクトに加わることになったのですか?
ドミニク・ファーンバッハー(以下DF):昨年、トヨタやレクサス、TRD、TMGの関係者の方が、僕たちのファクトリーを訪ねて来たんだ。そこで『レクサスRC F GT3を開発する予定で、その開発チームに興味はあるか?』と聞かれ、即答で返事をしたんだ。