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F1ニュース

投稿日: 2016.02.20 00:00
更新日: 2018.02.17 13:01

ベッテル「この車で“最後の一段”を上りたい」


 セバスチャン・ベッテルは、2016年型SF16-Hが、フェラーリを2番手の位置からトップに浮上させる力を持ったマシンであることを願っている。

 フェラーリとベッテルは昨年3勝を挙げたが、残りの16戦はメルセデスチームが制しダブルタイトル獲得を成し遂げた。メルセデスは合計703ポイントを上げ、ランキング2位のフェラーリの合計ポイントは428点だった。

 19日、フェラーリは新車SF16-Hをオンラインで発表、その場に立ち会ったベッテルは、このマシンの力を借りて、今年はさらに上を目指したいと語った。

「このマシンは美しいね。早くコースで走りたい。今思うのは、美しいクルマだということ、去年よりよくなっているはずだということだ」とベッテルが語ったとCrash.netが伝えた。

「当然のことだけど、僕らの目標はどんどん大きくなってきている。皆、望みが高くなっているから、このマシンがそれを達成する助けになってくれることを願っている」

「去年は最高の1年だった。このチームで過ごした最初の年だったんだ。去年はコンストラクターズ選手権2位だったから、それより上はひとつしかない。だけどその一段を上るのが難しい。このマシンがそれを可能にしてくれるといいな」

「僕らチームはあらゆるエリアを改善してきた。僕が加わったのは去年の今ごろで、大勢のスタッフに異動があって、期待を持ちづらい時期だった。でも今年はそれよりずっといい冬を過ごし、準備を整えてきた。僕らチームは去年同様強力だと思うし、今年はさらに強さを増していると思う」

 チームメイトのキミ・ライコネンは、新車について聞かれ「何ができるか分かるのはこれからだ。まずはテストだね。まだこのマシンで走ってはいないんだ」と答えた。
「いい仕事をして強力なシーズンを送ることを目指す。どうなるか見ていこう」