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投稿日: 2015.03.10 00:00
更新日: 2018.02.23 16:20

ホンダ、大変化のインディカー新エアロキット公開


 ベライゾン・インディカー・シリーズとホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)は9日、2015年からインディカーで導入されるロード/ショートオーバル用のエアロキットを初めて公開した。

 インディカーでは2012年からワンメイクシャシーとしてダラーラ製のDW12シャシーが導入されたが、当初の予定では基本的なコンポーネンツはそのままに、ウイングやカウル等、空力パーツを自由に開発できる構想で生まれたシャシーだった。

 その概念が具現化されるのが2015年シーズンで、インディカーにエンジンを供給するシボレー、ホンダの両社がエアロキットを開発。各エンジンマニュファクチャラーの使用チームが、それぞれのエアロキットを使用することができる。すでにシボレーは2月の段階でロード/ショートオーバル用新エアロキットを公開していた。

 シボレーの新エアロキットでも目についたのは、前後ウイングにつくウイングレット、サイドポンツーン前の形状。ただ、9日に公開されたホンダの新エアロキットは、シボレーのものが比較的コンサバに見えてしまうほど、積極的にウイング形状を採用したものとなった。

 この新エアロキットは、HPDがこれまでスポーツプロトタイプカーレース向けに開発してきたARXシリーズ同様、CAD、CFDをフル活用してデザインされたものだという。その後フルサイズ風洞にかけられ、各部を調整。ホンダエンジンを使用するアンドレッティ・オートスポートとHPDによって各地で6日間のテストが行われ、最終的な仕様が確定した。


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