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インフォメーションニュース

投稿日: 2015.08.22 00:00
更新日: 2018.02.17 09:49

ボクシング内藤大助さん、N-ONEカップで最終周KO


 ポンサクレック・シンワンチャー、亀田大毅、興毅の亀田兄弟の因縁の対決で一躍、時の人となった元WBC世界フライ級王者の内藤大助さん。スーパーフォーミュラ第4戦が行われているツインリンクもてぎでN-ONE OWNER'S CUP第7戦に参戦し、最終ラップでリタイアという悔しい結果に終わった。

 ホンダがクルマを購入したユーザー向けに発刊しているHonda Magazineの企画を兼ねてN-ONEカップに参戦した内藤さん。予選では42台中38位、決勝では最終ラップの5コーナーでオーバーランしてグラベルに捕まって10カウント、レース終了(記録上は41位完走扱い)となったが、初めてのレースを存分に楽しめた様子。そのレース直後の内藤さんに聞いた。

「面白かった。レースって面白いなと思った。レースは初めてで練習は昨日とその前、1か月くらい前にもてぎに来て走ったので、2回やってんだ。そして今日が本番。ちょっと無謀だったかもしれないですけど(笑)、チャレンジしました。いや〜おもろいなあ〜」

 練習で走るのと本番のレースの違いは、内藤さんに大きな刺激となったようだ。

「もう、全然違いましたね。レースはやっぱり緊張感が出ていいね。本番っていうのはいいね。大会っていうのはいいね! うん、やっぱりね、白黒ハッキリつけるっていうのはいいことだと思う。ちょっと話、ズレるけどよ、今の運動会で順位つけない運動会をする学校があるんだって? そりゃあダメダメ、な〜に言ってんだと思うよね。個人的意見ですけどね。やっぱり、順位つけてなんぼよ。緊張感あるね。順位つけないスポーツなんて面白くないもん。レースも緊張感あって、面白かったよ」

 レース直後の興奮そのままに、レースの醍醐味、コンペティションの大切さを持論とともに展開してくれた内藤さん。そのレースとボクシングとの共通点は、どんなところにあったのだろう。

「戦うというところは同じだよね。それに本番って、やっぱり面白いね。もちろん、ボクシングほどじゃないですけど大会前、試合前、レースが近づくとやっぱり緊張してくるんだよね。あの緊張感ね! 嫌でもあり、興奮でもありっていう。もちろんプレッシャーでもあるけど、でも、戦うぞ!っていうね。ああいう緊張感はやった人にしか味わえないものだから、終わったらもう、最高の気分ですよ!」