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F1ニュース

投稿日: 2012.02.03 00:00
更新日: 2018.02.16 07:06

マクラーレン、ぎりぎり合法のデザインを採用か


 マクラーレンのチームメンバーが、2012年型F1マシンMP4-27はライバルたちから合法性を疑われるような革新的なデザインを使用していると述べたが、後にチームがそれを否定した。

 新車MP4-27が発表される前に、マクラーレン・アプライドテクノロジーのマネージングディレクターであるジェフ・マクグラスが、MP4-27には革新的なデザインが採用されており、その合法性についてライバルたちから疑問の声が上がる可能性があると述べた。
「このマシンには技術的なイノベーションが採用されている。見ればすぐに分かる」と彼は述べ、マクラーレンはこのマシンの合法性について「戦う用意はできている」ともコメントしている。

 彼のこのコメントはインターネット上のニュースに掲載されたが、マクラーレンからこれを報じたメディアに連絡があり、記事はすぐに削除されたとSPEEDが報じている。
 マクラーレンは、マクグラスの言葉は正確に報道されていないと主張したということだ。

 それについてドイツのBild紙は「異議(が唱えられる危険性)? つまりこのマシンは違法かもしれないということか?」と記事に記している。
「ライバルたちはヘレスで(MP4-27を)注意深く観察するだろう」と記者のフランク・シュナイダー。
 彼は、MP4-27にはサイドに「ミステリアスなこぶ」があったとして、これは「エキゾーストを隠す」ためのものだろうと推測している。

 スペインのMarca紙の記者であるマルコ・カンセコは、発表会で見たMP4-27は一見革新的ではないが、エキゾーストが巧みに隠されており、エンジンカバー後部の「奇妙なふくらみの中に隠れている」と伝えている。
 カンセコによると、「ライバルたちにヒントを与えるのを避けるため」、発表会で披露されたMP4-27にはディフューザーは「存在しなかった」ということだ。


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